故小川鼎三名誉教授を偲ぶ
小川鼎三先生の略歴と主要業績
pp.366-371
発行日 1984年6月10日
Published Date 1984/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431905598
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略歴
明治34年4月14日(1901)官吏の父井坂豊俊,母ゑいの第6子,第3男として大分県速見郡杵築町南台241番地に出生。祖父井坂玄琳は緒方洪庵の適々斉塾に学んだ杵築藩医。
明治37年(1904)3歳のとき本家小川シズエの養子となり小川姓となるが生家井坂家で育つ。養母シズエの祖父小川含章は儒者・蘭学者である豊後日出藩家老帆足萬里の高弟。玄琳は含章の実弟。含章は明治時代郷里大分で私塾麗沢館を開き儒学を講じた。千葉県柏市の麗沢大学の創設者広池千九郎氏は含章の門下。
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