学会印象記
第2回谷口財団脳科学部国際シンポジウム—Neurobiological Basis of Learning and Memory—見聞記
二木 宏明
1
Hiroaki Niki
1
1東京大学文学部心理学研究室
1Department of Psychology, Faculty of Letters, University of Tokyo
pp.213-215
発行日 1979年2月10日
Published Date 1979/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431905046
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今回は,塚田裕三教授を実行委員長として計画され,10月22日(日)から25日(水)まで4日間琵琶湖畔の堅田にある東洋紡研修所「求是(きゆうぜ)荘」において行なわれた。テーマは「学習・記憶の神経生物学的基礎(Neurobiological Basis of Learning and Memory)」であった。昨年同様,参加者は日本・外国とも若手(一応原則として40歳以下)で比較的小人数とし,密度の高い討議が第一目標とされた。参加者の研究分野もテーマがテーマだけに,神経解剖学・神経生理学・神経化学・行動遺伝学・精神薬理学・心理学ときわめて名岐にわたっていた。
シンポジウム参加者(アルファベット順)
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