ゲストライブ〜Improvisation〜・21【新春特別座談会】
次なるパンデミックはきっと来る—COVID-19が教えてくれた今すべきこと
谷口 清州
1
,
具 芳明
2
,
鎌田 一宏
3,4
,
山中 克郎
3
TANIGUCHI KIYOSU
1
,
GU YOSHIAKI
2
,
KAMATA KAZUHIRO
3,4
,
YAMANAKA KATSUO
3
1独立行政法人国立病院機構 三重病院
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 統合臨床感染症学分野
3福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科
4奥会津在宅医療センター
pp.1-12
発行日 2023年1月15日
Published Date 2023/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204101
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人類の歴史は、感染症との闘いの歴史である。3年前までは、そんな警句を他人事のように感じたかもしれない。しかし実際、特に中世から近代にかけては、「産業革命」や「グローバリゼーション」など、人類の進歩につけ入るかのようにパンデミックは起こってきた。そして2019年末、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)」のパンデミックが始まった。世界中を人々が行き来する感染症が広がりやすい状況に、今後も変わりはない。「都市化」は、それに拍車をかけるかもしれない。では我々は、いかに次なるパンデミックに備えればよいのか? 新型コロナウイルスは、人類に何を問いかけているのだろう? COVID-19に最前線で対峙してきた医師4名が、それぞれの立場からこの3年を振り返り、未来への備えを模索した。
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