“コミュ力”増強!「医療文書」書きカタログ・17
—高めの紹介ハードルも乗り越えられる!—「高次医療機関の専門医」への紹介状
天野 雅之
1
1南奈良総合医療センター
pp.1436-1440
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203484
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今月の文書
診療情報提供書
セッティング:市中病院→高次医療機関(大学病院)への紹介
患者:60代・女性。当直帯に脳梗塞で入院。血液培養からブドウ球菌様のグラム陽性球菌が検出され、大動脈弁に12mmの疣贅があり、「感染性心内膜炎」と判明した。心不全徴候もあり、大学病院の心臓血管外科への搬送が検討された。
【登場人物】
桜井:総合診療科1年目専攻医。南部医療センターで研修中。
生駒:総合診療科4年目専攻医。病棟診療チームのリーダー。
飛鳥:桜井の指導医。総合診療専門研修プログラムの責任者。
甲斐:平城医大の心臓血管外科医。病棟医長として受け入れ判断を行う。開胸手技が得意。
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