ゲストライブ〜Improvisation〜・13
「総合診療専門医」を育成する“この10年”のスキーム—withコロナ時代のプライマリ・ケアの基盤を構築する
草場 鉄周
1,2
,
志水 太郎
3
KUSABA TESSHU
1,2
,
SHIMIZU TARO
3
1北海道家庭医療学センター
2日本プライマリ・ケア連合学会
3獨協医科大学 総合診療科 診療部
pp.135-144
発行日 2021年2月15日
Published Date 2021/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202979
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この春、「総合診療専門医」がいよいよ誕生する。2018年度から制度がスタートし、3年の専門研修を終えた一期生が専門医となる予定だ。しかしながら、その専攻医数は初年度・次年度は約180名、2020年度も約220名にとどまっている。今後、総合診療専門医を、どれだけ、どのように育成していくのか?
一方、コロナ禍において今、「総合診療」の機能がクローズアップされている。自ずと、その担い手を今後どう育成するかを議論する意義も高まっている。地域医療の現場、また大学病院で、それぞれ「総合診療専門医」育成に邁進する両氏が、“この10年”の戦略的スキームを議論し、その未来を展望した。(編集室)
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