特集 小児診療“苦手”克服!!—劇的Before & After
【コラム:小児診療トピックス】
総合診療医の小児科診療研修を考える
町野 亜古
1,2,3
1前多摩ファミリークリニック
2川崎市立多摩病院小児科
3現まどかファミリークリニック
pp.1674-1675
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201262
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◦総合診療医には何が求められているか?
「総合診療医は、優しいヤブ医者になってはいけない」。これは私がレジデントを始めた時に、ボスから聞いた言葉です。
まず質の高い診療を行う、それから患者さんのcontext(背景)、家族や地域も診る。総合診療医の強みは、質の高い診療ができ、患者さんやその家族や地域と継続的に関わっていくなかで、活きてくるスキルだと思います。また総合診療医は、プライマリ・ケアのプロフェッショナルです。プライマリ・ケア疾患については、質が保たれた高いレベルの診療がこなせる必要があると思っています。総合診療医はそのためのトレーニングを積んだドクターです。
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