特別レポート 質の向上を目指した内視鏡センター
検査の質の向上を目指した内視鏡センター
小山内 学
1
Manabu OSANAI
1
1手稲渓仁会病院 消化器病センター
1Center for Gastroenterology, Teine-Keijinkai Hospital
キーワード:
内視鏡室
,
X線TV室
,
digital radiography;DR
,
放射線防護
Keyword:
内視鏡室
,
X線TV室
,
digital radiography;DR
,
放射線防護
pp.635-638
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100651
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要旨
胆膵内視鏡医にとって内視鏡室は1日の多くの時間を費やす場所であり,胆・膵疾患に対する検査は,主にEUS検査室とX線TV室で行っている.特に,胆・膵治療内視鏡は増加傾向にあり,手技も多様化・複雑化してきている.このため,X線TV室は様々な状況に対応可能なゆとりのある広さが必要であり,さらに術者と内視鏡モニターなどのレイアウトや処置具の整備などの室内環境の充実と,被験者のみならず,術者・助手,看護師らのX線被曝防護対策も,検査の質の向上において重要な因子である.
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