講座 Q&Aで綴る画像診断学再考(第30回) 【最終回】
【第11回症例カンファレンスシリーズ】脾の疾患を考える
山下 康行
1
1熊本大学大学院医学薬学研究部 放射線診断学部門
pp.268-273
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100566
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
脾臓は,長い間なくても人体にはそれほど影響がないと考えられてきたが,造血,血液貯蔵や感染防御においてそれなりの役割を果たしていることが知られている.しかし人間においては脾臓を摘出してもまったくと言ってよいくらい影響がないことも知られている.今日はこのいまだに謎の多い脾臓の病気の画像診断について考えてみよう.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.