Master Interview●インタビュー
外来診療におけるコミュニケーションテクニック―大井澄子さん(オフィスオオイ代表取締役)に聞く
大井 澄子
1
,
𠮷岡 成人
Sumiko Oi
1
,
Narihito Yoshioka
1オアィスオオイ
pp.212-223
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100811
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良好な医療,リスク管理という点から,医療の現場でも,患者さんとのコミュニケーション,患者さんの接遇ということがとても重要になってきています.救急の疾患を扱う場面では,患者さんの訴えや検査データをもとに,医師主導の,いわゆるパターナリズムの医療を実践することに大きな問題はありません.しかし,糖尿病のような慢性疾患では,患者さんの理解,解釈,病気に対する思いなどが重要になってきます.そのような場面では,患者さんと医療スタッフのコミュニケーション(コミュニケーションによる医療情報の収集)が診療の現場でとても重要な要素を占めるようになります.
今回は,接遇マナー,人間関係,スピーチ,プレゼンテーションのインストラクターとして全国各地を飛び回っている大井澄子さんに,医療の現場に必要なコミュニケーションテクニックの『コツ』についてお話を伺おうと思います.
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