特集 研修医と糖尿病療養指導士のための実力養成講座―なにを,どう教えるか
Master Interview
研修医を教えるのは患者さんのため―宮城征四郎先生(群星沖縄臨床研修センター長)に聞く
内潟 安子
1
1東京女子医科大学糖尿病センター
pp.830-839
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100039
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新医師臨床研修制度の導入の経緯
内潟 新医師臨床研修制度の導入に当たって,厚生労働省がどういう考えをもっていたかのあたりからお話をお聞かせください.
宮城 1994(平成6)年頃に,この臨床研修必修化の問題が審議されるようになったのですが,私は第2期臨床研修必修化特別委員会から加わって,委員になったのが1999(平成11)年だったと思います.私が加わる前の段階の委員たちが既にディスカッションしていて,私たちは,その1つ1つを,形を整え,補っていくという役割でした.それでも激しい議論があって,大学側と学外側でずいぶん対立した経緯があります.
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