特集 地域で医師を育てる 地域保健・医療研修で何をするか
診療所における臨床研修のカリキュラム作成と評価
武田 裕子
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1琉球大学医学部附属病院地域医療部
キーワード:
地域・保健医療研修
,
診療所研修
,
カリキュラム
,
評価
Keyword:
地域・保健医療研修
,
診療所研修
,
カリキュラム
,
評価
pp.388-391
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100879
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臨床研修必修化における「地域保健・医療研修」
今年度から開始された新医師臨床研修制度では,臨床研修到達目標のなかに,“特定の医療現場の経験”として「地域・保健医療」があげられている.保健所,診療所,社会福祉施設,介護老人保健施設,へき地・離島診療所のなかから適宜選択して1つ以上経験することが必修項目として定められている.
具体的なカリキュラムづくりは,各研修施設に任されている.研修期間については3カ月という目安が示されているものの,研修協力施設での研修期間が合計3カ月以内となっており,“臨床研修病院の実情及び研修プログラムの特性を考慮し,各診療科での研修は1ヶ月以上とする”と定められているため,1~3カ月の範囲で行われることになる.
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