Japanese
English
手術手技 新しい手術・6
尿道下裂手術後遺症の修復
Repair of Complications of Surgery for Hypospadias
渡辺 健二
1
Kenji Watanabe
1
1信州大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Shinshu University School of Medicine
キーワード:
手術手技
Keyword:
手術手技
pp.1033-1037
発行日 1992年12月20日
Published Date 1992/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900754
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尿道下裂手術の後期合併症としては,尿道皮膚瘻,尿道狭窄,尿道憩室,外尿道口狭窄,尿道口の後退,索遺残,尿線の散らばり等があるが,その発生原因は手術法と深く関連している1).これらの合併症に対して様々な修復術があるが,前回の手術法を考慮の上,個々の症例に適した手術法を選ばなければならない.ここでは,われわれが行っている尿道口後退に対する有茎皮膚弁を用いた修復術と索遺残に対する背面白膜縫縮術について述べる.
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