特集 これだけは知っておきたい! 泌尿器科診療でも活きる腎臓内科の必須知識
〈腎疾患とがん診療〉
抗がん剤と腎② 免疫チェックポイント阻害薬(CPI)に伴う腎障害
田部井 彬史
1
,
廣村 桂樹
1
1群馬大学大学院医学系研究科腎臓・リウマチ内科学
キーワード:
免疫チェックポイント阻害薬
,
CPI
,
免疫関連有害事象
,
irAE
,
腎臓
Keyword:
免疫チェックポイント阻害薬
,
CPI
,
免疫関連有害事象
,
irAE
,
腎臓
pp.992-997
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207707
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▶ポイント
・近年のがん診療の分野において免疫チェックポイント阻害薬(CPI)は重要な役割をもち始めている.
・一方でこれまでの抗がん剤治療にはみられなかった免疫有害事象のため,その治療中断を余儀なくされる場合がある.
・腎臓関連の免疫有害事象も例外ではなく,腎臓内科医と腫瘍専門医が連携を取り,早急な対応が求められる.
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