特集 Female Urologyの蘊奥―積み重ねられた知恵と技術の活かし方
〈間質性膀胱炎と膀胱痛症候群〉
間質性膀胱炎と膀胱痛症候群の治療法の違い
古田 昭
1
,
五十嵐 太郎
1
,
鈴木 康之
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科学講座
キーワード:
ハンナ型間質性膀胱炎
,
膀胱痛症候群
,
治療
Keyword:
ハンナ型間質性膀胱炎
,
膀胱痛症候群
,
治療
pp.200-204
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207459
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▶ポイント
・新しい診療ガイドラインでは,ハンナ型間質性膀胱炎と膀胱痛症候群は病因の異なる疾患として区別されている.
・ハンナ型間質性膀胱炎と膀胱痛症候群に対して,それぞれに有効な治療法を選択すべきである.
・ハンナ型間質性膀胱炎に対して,内視鏡的手術とジメチルスルホキシド(ジムソ®)の膀胱内注入療法は保険適用があり,有効である.
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