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特集 前立腺肥大症(BPH)薬物治療のニューノーマル―“とりあえず”ではなくベストな処方を目指して
〈併用療法〉
α1遮断薬+5α還元酵素阻害薬
Combination therapy of alpha-1 adrenoceptor antagonist and 5-alpha reductase inhibitor
京田 有樹
1
,
舛森 直哉
1
Yuki Kyoda
1
,
Naoya Masumori
1
1札幌医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
5α還元酵素阻害薬
,
併用療法
,
前立腺体積
Keyword:
5α還元酵素阻害薬
,
併用療法
,
前立腺体積
pp.498-501
発行日 2021年6月20日
Published Date 2021/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207269
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▶ポイント
・前立腺肥大症(BPH)に対するα1遮断薬と5α還元酵素阻害薬の併用療法は,それぞれの単独療法に比べて治療効果が高いため,特に重症例の一次治療においては推奨される.
・併用療法から単独療法に移行する場合,基本的にはα1遮断薬を中止すべきであるが,前立腺の小さな症例に関しては5α還元酵素阻害薬の中止も考慮する.
・特に大きな前立腺の症例に対しては,手術療法も視野に入れるべきである.
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