増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
下部尿路機能障害
過活動膀胱(OAB)
関戸 哲利
1
1東邦大学医療センター大橋病院泌尿器科
pp.166-169
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206882
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以前の常識
・過活動膀胱(OAB)に対する薬物療法の第一選択は抗コリン薬であった.
・難治性OABという概念は未確立であった.
現在の常識
・OABに対する薬物療法の第一選択はβ3受容体作動薬にシフトしている.
・難治性OABという概念が定着し,仙骨神経刺激療法やA型ボツリヌス毒素排尿筋内注入手術などの有効性・安全性が報告されている.
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