増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
尿路・性器の感染症
フルニエ壊疽
西田 岳史
1
,
山川 一馬
1
,
高尾 徹也
2
1大阪急性期・総合医療センター救急診療科
2大阪急性期・総合医療センター泌尿器科
pp.128-131
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206873
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以前の常識
・デブリードマン後の創部は連日洗浄し,浸出液が多ければ頻回にガーゼ交換を行っていた.
・便や尿による二次汚染を予防するために,人工肛門や膀胱瘻などを造設していた.
現在の常識
・デブリードマン後の創部は感染所見に応じて適宜デブリードマンと洗浄処置を行いつつ,局所陰圧閉鎖療法(NPWT)管理を併用する.
・NPWTによって創部の二次汚染を予防できれば,人工肛門や膀胱瘻などの造設を回避できる場合がある.
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