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特集 いま話題の低活動膀胱―これを読めば丸わかり!
〈治療〉
低活動膀胱に対する理学療法・電気刺激療法
Physiotherapy and electrical stimulation for underactive bladder
宮里 実
1
,
大城 琢磨
2
Minoru Miyazato
1
,
Takuma Oshiro
2
1琉球大学大学院医学研究科システム生理学講座
2那覇市立病院泌尿器科
キーワード:
電気刺激療法
,
低強度体外衝撃波治療
,
神経変調療法
Keyword:
電気刺激療法
,
低強度体外衝撃波治療
,
神経変調療法
pp.140-143
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206809
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▶ポイント
・低活動膀胱は不可逆的な変化であり,理学療法といった保存的治療以外に有効な治療は限られている.
・新たな治療法として再生治療,遺伝子治療,神経変調療法が注目されている.そのなかで,神経変調療法の意義は残存膀胱機能の回復にあり,電気刺激療法などがある.改善機序については十分に解明されていない.
・臨床研究先行型の手法が用いられており,仙骨神経刺激療法は難治性過活動膀胱ばかりではなく,低活動膀胱にもすでに適応となっている.
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