Japanese
English
特集 泌尿器科医のためのゲノム腫瘍学入門─時代に取り残されるな
遺伝性乳癌卵巣癌症候群
Hereditary breast and ovarian cancer syndrome
利川 千絵
1
,
吉田 敦
1
,
山内 英子
1
Chie Toshikawa
1
,
Atsushi Yoshida
1
,
Hideko Yamauchi
1
1聖路加国際病院乳腺外科
キーワード:
BRCA1遺伝子
,
BRCA2遺伝子
,
リスク低減手術
,
前立腺癌
Keyword:
BRCA1遺伝子
,
BRCA2遺伝子
,
リスク低減手術
,
前立腺癌
pp.882-885
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206402
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▶ポイント
・遺伝性乳癌卵巣癌症候群はBRCA1遺伝子またはBRCA2遺伝子の生殖細胞系列の病的な変異が原因で乳癌や卵巣癌を高い確率で発症する遺伝性腫瘍の1つである.
・BRCA変異保持者に対しては,適切な対策を実施することが推奨されている.
・BRCA変異を有する男性では,一般集団よりも高頻度に前立腺癌を発症し,悪性度が高いと報告されている.
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