増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅱ疾患別:実施すべき検査と典型所見
[2]女性泌尿器科疾患
尿路子宮内膜症
関戸 哲利
1
,
竹内 康晴
1
,
伊藤 友梨香
2
1東邦大学医療センター大橋病院泌尿器科
2東邦大学医療センター大森病院泌尿器科
pp.131-133
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205937
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ここがポイント
◉膀胱炎症状あるいは過活動膀胱症状を有する閉経前の症例においては,膀胱子宮内膜症を鑑別疾患に加えることが重要である.
◉膀胱子宮内膜症の診断には,膀胱鏡検査とMRI検査が有用である.
◉尿管子宮内膜症は膀胱子宮内膜症に比べると頻度は低いが,潜行性に腎機能障害を来す場合があるので注意が必要である.
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