増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える!
2.下部尿路機能障害
29.過活動膀胱—蓄尿障害がみられる患者です。
渡邉 豊彦
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1岡山大学医歯薬学総合研究科泌尿器病態学分野
pp.113-116
発行日 2015年4月5日
Published Date 2015/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205232
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Point
●OABの診断,治療方針の決定,治療効果の判定のすべてにおいて,排尿記録は有用なツールである。
●初期治療後,症状が改善しない場合は,漫然と治療を継続するのではなく,他疾患の存在を疑うべきである。
●抗コリン薬はそれぞれ薬理作用,有効性,副作用の発現率が異なるため,複数の薬剤を試して,patient-orientedな治療の確立を目指すべきである。
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