Urological Letter・140
尿道鏡として鼻鏡の利用とファイバー光源の応用
pp.994
発行日 1972年11月20日
Published Date 1972/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201486
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尿道内の電気凝固やRieser氏手術をするとき,1〜1/2インチの鼻鏡を使うと尿道の床がすばらしくよくみえることがわかつた。この鼻鏡の把手を上にしてナースに保持させれば術者は2つの手が自由に使えて操作に便利である。
なお尿道内の操作を助けるために付図のようにfiber optic cordを電極の把手にゴムバンドでとりつければよい。こうすれば直接ファイバースコープ用の光源が電極の先方を照らすので,小さな腺の開口部を楽にみることができる。なおRieserの手術についてはJAMA,204:5,p.378,1968を参照されたい。
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