Japanese
English
手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・1【新連載】
―腹腔鏡手術の基本―腎摘除を主に―腎癌に対する腹腔鏡下根治的腎摘除
Laparoscopic radical nephrectomy:standard method
羽渕 友則
1
Tomonori Habuchi
1
1秋田大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学
キーワード:
腹腔鏡下腎摘除
,
腎腫瘍
,
合併症
Keyword:
腹腔鏡下腎摘除
,
腎腫瘍
,
合併症
pp.931-940
発行日 2012年11月20日
Published Date 2012/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102949
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨 腹腔鏡下腎摘除は,腎癌や腎盂尿管腫瘍の治療体系の中で必須のモーダリティーといえる。経腹腔,経後腹膜のいずれの方法にも利点と欠点があるが,共通の守るべきコンセプトとして,①広く良好な視野を確保すること,②腎茎が広く展開された状態で処理されること,③腎周囲脂肪が腎に綺麗に付着される適切な層を維持して摘出すること,ではないかと考える。本稿が“標準的な腹腔鏡下腎摘除”の施行における一助となれば幸いである。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.