Japanese
English
特集 画像診断の進歩を腫瘍手術に役立てる!
膀胱腫瘍の手術
Diagnostic imaging in the operation of bladder cancer
鈴木 都史郎
1
,
加藤 晴朗
1
,
横山 仁
1
,
西沢 理
1
Toshiro Suzuki
1
,
Haruaki Kato
1
,
Hitoshi Yokoyama
1
,
Osamu Nishizawa
1
1信州大学医学部泌尿器科教室
キーワード:
膀胱腫瘍
,
画像診断
,
神経温存
Keyword:
膀胱腫瘍
,
画像診断
,
神経温存
pp.225-232
発行日 2012年3月20日
Published Date 2012/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102637
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要旨 膀胱腫瘍の診断,治療において,組織の確認,深達度診断は,原則として経尿道的膀胱腫瘍切除(TURBT)で行われる。しかしMRIやPET,膀胱鏡などの画像診断領域で,新たな技術を取り入れることによって,腫瘍の局在をより精密に把握することが可能となってきた。また治療の面でも,癌の制御に加え機能温存が重視されるようになり,切除範囲を縮小した膀胱全摘術が施行されている。本稿では,画像診断の進歩が機能温存術式の適応拡大につながると考え,これらについて解説する。
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