Japanese
English
特集 泌尿器腫瘍と機能温存手術―スタンダードテクニックとピットフォール
外陰部皮膚悪性腫瘍の治療
Treatment for urogenital skin cancer
脇村 祐輝
1
,
渡辺 頼勝
1
,
秋月 種高
1
Yuki Wakimura
1
,
Yorikatsu Watanabe
1
,
Tanetaka Akizuki
1
1東京警察病院形成外科・美容外科
キーワード:
外陰部皮膚悪性腫瘍
,
Bowen病
,
乳房外Paget病
Keyword:
外陰部皮膚悪性腫瘍
,
Bowen病
,
乳房外Paget病
pp.55-60
発行日 2010年1月20日
Published Date 2010/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101886
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要旨 Bowen病,乳房外Paget病は,臨床上遭遇する機会が多い外陰部皮膚腫瘍である。湿疹などの皮膚疾患と間違われ,軟膏のみ処方され放置されているケースは少なくない。ともに治療の第一選択は外科的切除である。境界が不明瞭である場合には先行してmapping biopsyを行い,切除範囲を決定し切除する。再建は植皮で十分な場合が多い。組織診断の結果上,皮内癌より進展していた場合はさらに追加治療が必要である。
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