Japanese
English
綜説
新しい内視鏡および腹腔鏡画像表示法と泌尿器科への応用
Novel endoscopic and laparoscopic imaging and its application to urogenital organs
五十嵐 辰男
1
,
納谷 幸男
1
Tatsuo Igarashi
1
,
Yukio Naya
1
1千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター
1Research Center for Frontier Medical Engineering, Chiba University
キーワード:
内視鏡映像
,
パノラマ画像
,
立体視
,
尿管
,
尿道
,
腹腔鏡
Keyword:
内視鏡映像
,
パノラマ画像
,
立体視
,
尿管
,
尿道
,
腹腔鏡
pp.647-657
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101548
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 泌尿器科診療は内視鏡を多用する。現在では内視鏡映像はビデオ出力されるのが一般的になった。一方コンピュータの普及と性能の向上により,内視鏡映像が手軽に加工できるようになった。内視鏡は体腔内を拡大視することを可能にするが,視野が狭く,病変の定量性に欠けるので,これらを補うためには多数の画像記録が必要になる。また立体視も難しい。コンピュータを用いた内視鏡映像処理技術は,このような問題点をある程度解決し,新たな画像を提供することで,内視鏡自体の機能や操作方法を変革する可能性がある。このような内視鏡画像処理技術を供覧し,泌尿器科領域での応用について展望を述べた。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.