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                                症例報告 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    感染粉瘤様外観を呈した先天性耳瘻孔の1例
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    A Case of Congenital Auricular Fistula Taking Clinical Features of Infected Atheroma
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                森 理
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                井ノ口 憲一郎
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Osamu MORI
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Kenichirou INOKUCHI
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1久留米大学医学部皮膚科学教室
                
                
                  2井ノ口皮膚科形成外科
                
                
                
                
                
                  1Department of Dermatology, Kurume University School of Medicine
                
                
                  2Inokuchi Clinic
                
                
                
                
                
                
                
                            キーワード: 
                            
                                
                                    先天性耳瘻孔
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    感染粉瘤
                                
                                
                            
                        
                
                            Keyword: 
                            
                                
                                    先天性耳瘻孔
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    感染粉瘤
                                
                                
                            
                        
                
                pp.737-738
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1992年8月1日
                  Published Date 1992/8/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900699
                
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- Abstract 文献概要
10歳,男児の左耳前部に生じた感染粉瘤様外観を呈した先天性耳瘻孔について報告した.右耳介にも乾性の瘻孔を認めた.近医で感染粉瘤として切開,排膿などの加療を受けていた.術中ピオクタニン注入により多数の瘻管を認めた.肉芽腫様結節と瘻孔部,瘻管を摘出した.医師の本症に対する知識の少なさが,病態的には単純な疾患を難治性疾患にしてしまうことと,併せて治療法につき文献的考察を行った.
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