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書評 —監修:吉村 知哲,田村 和夫 編:川上 和宜,松尾 宏一,林 稔展,大橋 養賢,小笠原信敬—がん薬物療法副作用管理マニュアル
中島 貴子
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1聖マリアンナ医科大学・臨床腫瘍学
pp.1106
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412205598
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がんに対する薬物療法は急速に進歩している.
従来の殺細胞性抗がん薬に加え,分子標的治療薬,さらに近年では免疫チェックポイント阻害薬も数多くのがん腫で使用可能となっている.それぞれの単剤での使用だけでなく,併用療法ではカテゴリーを超えた薬剤同士の組み合わせが治療成績のさらなる向上を可能としている.しかしそれは同時に多様な副作用に対応しなければならないことを意味する.
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