連載
Dermoscopy Specialistへの道Q&A(第30回)
斎田 俊明
1
,
古賀 弘志
1
1信州大学医学部皮膚科
pp.875-877
発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101041
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Qどんなダーモスコピー所見が認められますか?
診断は何でしょう
臨床情報
77歳,女性.3か月ほど前,血尿を契機に外陰部に径1cmほどの紅色結節があるのに気づいた.近医にて尿道カルンクルと臨床診断され,切除された.すぐに結節が再発し,切除標本の病理組織診断が出て,当科へ紹介された.
初診時,外尿道口部に大きさ7×5×3mmの類円形状の紅色結節が認められた(図2).表面は一部びらんしている.周囲に色素斑は認められない.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.