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特集 顔面神経麻痺—治癒への10の鍵
《治療》
顔面神経麻痺患者の心理評価と介入
Psychological assessment and intervention for facial nerve paralysis
平賀 良彦
1
Yoshihiko Hiraga
1
1静岡赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
顔面神経麻痺
,
うつ
,
不安
,
FaCEスケール
,
ステロイド精神病
Keyword:
顔面神経麻痺
,
うつ
,
不安
,
FaCEスケール
,
ステロイド精神病
pp.242-247
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203605
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POINT
●顔面神経麻痺患者に対しては,どのタイミングにおいても心理的サポートを意識した診療が不可欠で,十分な病状説明が重要である。
●初診時,経過観察時,終診時の心理的サポートのポイントについてそれぞれ解説した。
●心理的影響が顕著な患者を特定し,より強い介入を行うことも重要で,そのためにはQOL質問紙やVisual Analogue Scale(VAS),うつ・不安の質問紙(Self-rating Depression Scale:SDS,State-Trait Anxiety Inventory:STAI,Hospital Anxiety and Depression Scale:HADS)が活用できる。
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