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特集 中耳・側頭骨手術のスキルアップ—耳科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕
《Off the jobトレーニング》
側頭骨3Dモデルを用いた実践的手術トレーニング
Surgical training using the 3D-printed temporal bone model
高橋 邦行
1
Kuniyuki Takahashi
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
側頭骨手術
,
3Dモデル
,
石膏
,
ポストプロセス
,
手術シミュレーション
Keyword:
側頭骨手術
,
3Dモデル
,
石膏
,
ポストプロセス
,
手術シミュレーション
pp.228-235
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202937
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POINT
●側頭骨手術トレーニングにおいて,3Dモデルは倫理面の問題などがなく,非常に有用なツールである。特に石膏を原料とした3Dモデルは実際の手術にかなり近い感触を得られる。
●3Dデータがあればいくつも複製が可能であるが,現時点では3Dプリンターは高価であり,モデルの作成には造形後の余剰粉末の除去,二次硬化などのポストプロセスに手間がかかる。
●作成過程での限界があり,側頭骨3Dモデルでは乳突蜂巣のような細かな含気腔,アブミ骨のような微細な構造を忠実に再現することは難しい。
●高難度症例など,実際の症例に合わせたモデルの作成ができ,手術シミュレーションにも適している。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年3月)。
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