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特集 新型コロナウイルス感染症—備え,守り,治す
《耳鼻咽喉科診療における対応,注意点—②手術》
頭頸部腫瘍手術
Head and neck surgery during the COVID-19 pandemic
中島 寅彦
1
Torahiko Nakashima
1
1国立病院機構九州医療センター耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍センター,臨床研究センター
キーワード:
COVID-19
,
頭頸部腫瘍
,
手術
,
対応ガイド
Keyword:
COVID-19
,
頭頸部腫瘍
,
手術
,
対応ガイド
pp.153-156
発行日 2021年2月20日
Published Date 2021/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202615
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POINT
●地域の新型コロナウイルス感染状況に応じた手術適応の検討を行う。感染が蔓延している地域においては,良性腫瘍,進行が緩徐な頭頸部がんなど待機できる疾患では,感染が収束するまで手術を延期する。
●放射線療法,化学療法など,代替となりうる治療法の適応も十分に検討して手術適応を決める。
●術前の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査結果,地域区分,手術区分に加え,各治療施設の体制も考慮し,十分な感染予防策をとる。
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