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特集 唾液腺腫瘍の診療最前線
《治療》
耳下腺腫瘍手術のポイント—最近の動向と難症例への対応法
Important aspects of parotid gland tumor surgery
手島 直則
1
,
丹生 健一
1
Masanori Teshima
1
,
Ken-ichi Nibu
1
1神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野
キーワード:
耳下腺腫瘍
,
針生検
,
神経モニタリング
,
副咽頭間隙腫瘍
Keyword:
耳下腺腫瘍
,
針生検
,
神経モニタリング
,
副咽頭間隙腫瘍
pp.714-719
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202482
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POINT
●耳下腺細胞診で良・悪性鑑別困難例や悪性度不明例には針生検の適応についても検討する。
●術中顔面神経モニタリングを併用することで顔面神経の同定や,神経への負担の少ない安全な手術操作が可能である。
●副咽頭間隙進展例や側頭骨内進展例ではそれぞれの解剖を熟知し,顔面神経へ配慮した手術操作が必要である。
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