Japanese
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特集 耳鼻咽喉科領域の外傷を診る!—初期対応から根治療法まで
口腔外傷
Oral and maxillofacial injuries
永井 宏和
1,3
,
高橋 哲
1,3
,
小川 武則
2,3
,
香取 幸夫
2,3
Hirokazu Nagai
1,3
,
Tetsu Takahashi
1,3
,
Takenori Ogawa
2,3
1東北大学大学院歯学研究科顎顔面・口腔外科学分野
2東北大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
3東北大学病院頭頸部腫瘍センター
pp.522-526
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202438
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Point
●口腔外傷は重症外傷の一部として生じることが多く,関連各科と連携して治療を行う。
●初期治療では,気道確保による呼吸管理と止血処置を確実に行う。
●口腔外傷は軟組織の損傷,歯牙・歯槽骨の損傷,顎骨の損傷に分けられる。
●障害を残さず,審美性を回復させるために,受傷後できるだけ速やかに適切な治療を行う。
●治療は咬合を含めた機能回復が最も重要であり,専門的な治療が必要になる。
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