Japanese
English
特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
《各論》
上咽頭がん
Nasopharyngeal cancer
古平 毅
1
,
牧田 智誉子
1
Takeshi Kodaira
1
,
Chiyoko Makita
1
1愛知県がんセンター中央病院放射線治療部
pp.1074-1079
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201444
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●T因子:側頭下窩の定義が変更された。T2に内外翼突筋浸潤,椎前筋浸潤が,T3に頸椎,翼状構造の骨浸潤が追加された。T4に耳下腺浸潤が追加となり,外側翼突筋の外側進展が定義された。
●N因子:N3a,N3bがN3に統一された。輪状軟骨尾側の下方進展がN3に定義された。
●病期(Stage)分類:旧ⅣAと旧ⅣBが新ⅣAとなり,旧ⅣCは新ⅣBとなった。
●解剖学的進展以外の予後因子の表が新設された。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.