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特集 内視鏡手術の上達ポイント
《咽喉頭・唾液腺領域》
唾液腺内視鏡の応用
Usefulness of sialendoscopy for treatment of sialolithiasis
高原 幹
1
Miki Takahara
1
1旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.326-332
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201215
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POINT
●手術にあたり,①唾液腺内視鏡,②ハイビジョンCCDシステム,③バスケットカテーテルは最低限必要である。
●唾液腺内視鏡は壊れやすいので,愛護的に扱う。
●内視鏡操作自体に特に難しい手技はなく,むしろその前段階であるワルトン管への内視鏡ルートの確保が手術のポイントとなる。
●当科での成績では顎下腺唾石症の約1/3は内視鏡のみで摘出可能であった。
●腺内唾石においては内視鏡摘出,内視鏡補助下口内法摘出の利点は少ないと思われる。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年4月)。
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