特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
救急
眼科診療室でのemergency
桂 弘
1
1国家公務員共済組合連合会立川病院眼科
pp.176-178
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906567
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
眼科診療の中で関わる割合の大きい老人は,全身疾患の既往を有する者が多く,螢光眼底撮影を行う場合に限らず,眼科外来において全身状態の急変に遭遇する可能性を考えておく必要がある。もちろん極めて稀であるが,老人以外でも小児の喘息発作など,救急処置が必要な場面はありうる。
多くの眼科医にとって全身管理は不得手とする領域であるが,日ごろから準備や注意しておくとよい点について述べる。
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.