Japanese
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連載 眼科図譜・305
両眼性非定型的脈絡膜欠損症の1例
A case of bilateral atypical choloidal coloboma
林 洋一
1
,
伊地知 洋
1
,
樋田 哲夫
1
1杏林大学眼科
pp.1858-1859
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900958
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- Abstract 文献概要
緒言 先天性脈絡膜欠損症は,胎生裂閉鎖不全の結果生ずるものとされ,その大きさによって乳頭を含むか否かの別はあるものの通常眼底下方に存在する。このような定型的脈絡膜欠損は臨床上さほど稀な先天異常ではない。これに対し下方以外に存在する非定型的脈絡膜欠損1)はきわめて稀であり,トキソプラズマ症などに起因する瘢痕萎縮病巣が発生異常による脈絡膜欠損と診断されることが多い。今回筆者らは両眼に見られた非定型的脈絡膜欠損症の1例を経験したので報告する。
症例 患者は17歳,女子。
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