Japanese
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連載 Clinical Challenge・46
網膜下索を伴う裂孔不明の胞状網膜剝離の症例
A case of bullous retinal detachment with subretinal strand and unknown retinal break
納富 昭司
1
,
塩瀬 聡美
1
Shoji Notomi
1
1九州大学大学院医学研究院眼科学分野
pp.6-9
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215061
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症例
患者:62歳,女性
主訴:右視力低下
既往歴:視神経脊髄炎
家族歴:特記事項なし
現病歴:前医にて脊髄炎を伴うアクアポリン4抗体陽性視神経脊髄炎と診断され,ステロイドパルス治療を受けた。1か月後に右視力0.3(矯正不能)に低下し,右視神経炎の所見を認めたため,再びステロイドパルス治療を受け,右視力(0.6)に改善した。その2か月後に再び右視力低下を自覚し,前医を受診した。右眼に裂孔不明の網膜剝離を認め,精査加療目的に当院へ紹介となった。
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