増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート
メディカル眼科治療 各論
Ⅵ 網膜硝子体疾患
糖尿病黄斑浮腫
村上 智昭
1
1京都大学大学院医学研究科眼科学
pp.314-320
発行日 2019年10月30日
Published Date 2019/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213366
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POINT
●糖尿病黄斑浮腫の薬物療法に際しては,OCTを用いた客観的な診断と治療効果判定が有用である。
●抗VEGF療法が糖尿病黄斑浮腫に対する治療の第一選択である。慢性疾患であり繰り返し投与が必要であるが,PRNレジメンでは投与回数は2年目以降に減少することが多い。
●黄斑部光凝固やステロイドとの併用療法を考慮する際には,各治療法の特徴を十分に活かせるようにタイミングや手順を工夫する。
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