Group discussion
レーザー眼科学
野寄 喜美春
1
1埼玉医大眼科
pp.553-555
発行日 1986年5月15日
Published Date 1986/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209730
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
レーザー眼治療の現況と展望
レーザーによる眼科治療はレーザー光凝固として眼底疾患の治療に用いられ,アルゴンレーザー装置が導入されて以来,急速に普及し,その適応や凝固方法,レーザー光の選択など著しい進歩をみせている.近年は単に光凝固のみでなく,緑内障の治療にも応用され効果が見られている.
最近はレーザーの種類も多種にわたり利用されるようになり,特にYAGレーザーは,嚢外摘出術の前嚢切開や後発白内障の切開,さらに硝子体内膜様物の切断にも用いられるようになった.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.