集談会物語り
第26回九州眼科集談会に就て
南 熊太
1
Kumata Minami
1
1久留米大学医学部眼科学教室
1Dept. of Ophth. Kurume University Medical School.
pp.1321-1322
発行日 1957年10月15日
Published Date 1957/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206161
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昭和31年6月10日,長崎大学医学部北講堂に於いて第26回九州眼科集談会が行われたが,本年からの初めての試みとして,集談会の前日である6月9日に懇親野球大会が行われたことと,そしてこの野球が懇親に非常に役立つた事はすでに述べた。それで今日は10日の集談会の事についてのみ記することにする。会費に就ては一般会費200円,写真代100円,昼食代100円,懇親会費400円であつた。猶受付近くに鼈甲細工,絵葉書その他長崎の土産物等の出張販売があつていた。
8時30分開会。司会者広瀬教授の挨拶の後,広瀬教授座長となり,第1席から第7席迄一般講演,長崎に於ける原子爆弾被爆者の調節力について,原爆被爆者の眼外傷について,諸種治療に頑強に抵抗する難治の角膜疾患の症例等の講演があつた。
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