第23回日本臨床眼科学会 GROUP DISCUSSION
神経眼科(第7回)
pp.935-938
発行日 1970年6月15日
Published Date 1970/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204339
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「神経眼科研究会」も回を重ねて第7回となつた。昭和44年10月26日,岐阜大学清水新一教授の主催で第23回臨床眼科学会がにぎやかに展開されたが,その前日,25日の午前午後にわたつて19のグループディスカッション(G.D.)が行なわれ,その一つとして商工会議所大ホールを会場として,100名に余る同好学者の参会を得て,私どものG.D.も4時間12題の講演討議が行なわれた。
元来,日本臨床眼科学会は日眼と異なり,内容が固苦しくなく,臨床に直結した諸問題が多くとり扱われることにより広く大学人だけでなく,勤務医にも,一般開業医にも絶大な人気があるが,ことにG.D.は,各自が「特に興味をもつ方向に問題を集中して」少人数で,自由に懇話会風に知識の交換を計り得る便宜から,年々盛大になるとともに,細分化されて,ますます人気が溢れてきた。ただし惜しいことに,本年度は19のG.D.が10の会場で,午前,午後に分かれて同時に行なわれたため,気の多い人でなくても聞きたいものが3カ所にも4カ所にも重なつて,なにかを主催し,世話を引き受けた人には,ほかのものは一切拝聴できない始末となつた。
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