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図譜
黄斑部疾患図譜(6)
The diseases of Macula lutea.〔6〕
中村 康
1
1日本医科大学
pp.1359-1360
発行日 1955年12月15日
Published Date 1955/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202385
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解説
ⅩⅥ)黄斑星芒状白斑
黄斑部に現われる白斑は イ)黄斑部星芒状白斑 ロ)黄斑部不規則白斑 ハ)黄斑部輪状白斑 を大別する。従来星芒状白斑は蛋白尿性網膜炎(現在の高血圧性網膜症)と診断する目標とされたが,類似の白斑は色々な場合に生ずる。即ち神経再発症,乳頭炎,網膜剥離,網膜出血網膜結核等に見られる所見であるから,直ぐに高血圧性網膜症と即断してはいけない。全身の症状を参考にすることが大切である。
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