銀海余滴
副腎皮質ホルモン療法指針・その7
pp.1042
発行日 1954年10月15日
Published Date 1954/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202012
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3.角膜疾患
a.角膜フリクテンb.トラコーマ性パンヌスc.点状表層角膜炎d.結核性角膜実質炎e.角膜ヘルペスf.硬化性角膜炎g.樹枝状角膜炎h.円板状角膜炎i.トラコーマ性(結膜及び)角膜乾燥
0.5%コーチゾン液或いは0.5〜1.5%コーチゾン軟膏の点眼をする。但し抗生物質の適宜併用を忘れてはならない。例えばa,g等には0.5%ストレプトマイシン軟膏点眼,b.c.e.h.i.には0.5〜1.0%オーレオマイシン或いはテラマイシン軟膏の点眼をする。尚お頑固な症例には,球結膜下にコーチゾン1.25mgを注射することもある。
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