臨床實驗
ホルネル氏症候群を呈した2例
齋藤 淸
1
1金澤大學醫學部眼科
pp.33-36
発行日 1953年1月15日
Published Date 1953/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201397
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1869年,Hornerは頸部交感神經麻痺患者の眼症状を報告したが,既に1852年,Claude Berna-rdは頸部交感神經と瞳孔の關係を論じている。今日まで,頸部交感神經麻痺については臨床的並びに實驗的研究が多數なされているが,私は最近,頸部交感神經の不全麻痺に依り起つたと思われる2例のHorner氏症候群の經過を觀察し得たので追加報告したい。
Copyright © 1953, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.