発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200035
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みなさまのお手元に,本号が届いている頃には,残暑も終わり秋晴れのすがすがしい季節になっていることと思います。
さて,本号の特集は,第67回日本臨床眼科学会講演集の8回目になりますが,今回で講演集は終了になります。最近は,海外の雑誌に論文を投稿する機会が多くなり,日本語の雑誌への原著投稿が年々減ってきているとうかがっております。だからといって,すべての国内での研究発表が英文雑誌に投稿してアクセプトされるわけでもないですし,症例報告は受け付けない国際雑誌も増えてきています。これからの日本語学術雑誌は,みなさんの研究成果や学会発表を記録として残すために原著論文を採用していく役割と,日本語のレビューを掲載して,最新の知識を読者のみなさんと共有していく役割を担っていくのかな? と思います。特に「今月の話題」の「統計学的解析で大きく広がる視野検査の可能性」と連載「何が見える? 何がわかる? OCT」の「OCTで緑内障進行を評価する」は,緑内障を専門としている私にも大変勉強になる内容ですし,柿﨑先生の「目指せ!眼の形成外科エキスパート」は,門外漢の私にもわかりやすく楽しい連載になっています。バランス良く構成された臨床眼科を末永くご愛読いただければ幸いです。
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