連載 他科との連携
診療依頼および連絡用紙
土屋 款
1
1聖マリアンナ医科大学眼科
pp.66-67
発行日 2003年1月15日
Published Date 2003/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410101099
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眼科において他科との連携を考えたとき,他科とは内科,脳神経外科,耳鼻咽喉科,形成外科などですが,聖マリアンナ医科大学病院眼科(以下,当院)では外来患者,入院患者ともにすべての科で関わっています。というのは,すべての科の医師との連絡として当院では,「診療依頼および連絡用紙」という用紙があり,この用紙を使って患者の状態,状況の報告や検査,治療などの依頼をしています。この「診療依頼および連絡用紙」について書きたいと思います。
私が,「診療依頼および連絡用紙」を初めて書いたのは,研修医1年目のときに受け持ちの入院患者についてでした。書き方指導のときにまず教えられたことは,診療を依頼する他科の先生に失礼のないようにすること,わかりやすい内容にすることなどを言われました。始まりは「いつも大変お世話になっております」で,最後に「お忙しいところ恐縮ですが,よろしく御高診お願いいたします」の2つの文は忘れずに入れておくようにと言われました。そうしたことから,忘れる前に用紙の最初と最後にはじめから2つの文をまず入れておき,その後に診療依頼文を書くことにしました。
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