連載 病院めぐり
茅ヶ崎徳洲会総合病院
太田 寛
pp.1274
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904762
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茅ヶ崎徳洲会総合病院は1980年(昭和55年)に開設され,過去20年にわたり年中無休・24時間オープンの救急診療体制を維持するとともに,慢性疾患や在宅医療も重視し,患者のニーズに応える形で発展をしてきました.現在では419床の総合病院として,湘南地区の中核的医療施設となっています.近隣の地域を含めた医療対象人口は50万人を超え,2001年の茅ヶ崎市救急搬送7,488件のうち50%以上が当院にて治療されています.なお当院は,臨床医師を教育する実践的卒後研修病院として高い評価を受けており,1994年度より厚生労働省認定の臨床研修指定病院となりました.日帰り手術も早くから推進し,1996年以後2000年6月までに1,500例以上を行い,その内容も鼠径ヘルニア手術,甲状腺・副甲状腺切除術,乳腺腫瘍切除術,痔核切除術,腹腔鏡下胆嚢摘出術,下肢静脈瘤切除術など多岐にわたっています.
産科・婦人科は40床あり,院長を含めた4名の常勤医と約2名の研修医で対応しています.年間分娩数は631件(帝王切開率約10%)で,年間手術件数237件,平均在院日数6.1日となっています(2001年実績).産科,婦人科とも地域に密着した一次,二次病院として診療を行っています.
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