連載 病院めぐり
川崎医科大学附属川崎病院
藤原 道久
pp.1011
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904710
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川崎病院は,昭和13年2月に前理事長である故川崎祐宣先生の診療所として岡山市富田町に開院され,翌年の昭和14年に岡山市中山下の現在地の東に移りました.第2次大戦中の昭和20年6月に空襲により全焼しましたが,戦後21年には復旧し,昭和25年に財団法人の病院として許可されました.昭和32年には救急病院の指定を受けるとともに,社会福祉法人旭川荘の建設を助成し,昭和35年に現在の西館の竣工とともに496床の総合病院となり,川崎癌研究所を設立しました.そして昭和41年には現在の東館・北館が竣工し800病床となり,災害救急センターを併設しています.さらに,平成3年から約1年10か月をかけ院内の改修工事を行い,平成8年には肝臓病センターが開設され,今日に至っています.
当院を母体とした川崎医科大学が昭和45年に倉敷市松島に創設されました.昭和48年には同地に附属病院が開設され,また川崎医療短期大学,続いて川崎リハビリテーション学院が開設され,さらに平成3年には川崎医療福祉大学が開設されました.
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